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Sing a "L"ing

某学生のThinkPadへの愛情を注ぐ場

X260のSSD交換予習

先日、「ThinkPad X260のSSD残量が微妙なんです」などと某氏と話していると「ならSanDiskのExtreme PRO突っ込め」と言われたのでまずは予備調査として分解することにしました。ちなみに予備調査の前にすでにSSD買いました。型番[SDSSDXPS-480G-J25]、まさかの480GBモデルです。

 

下準備

ThinkPad弄るならまずは保守マニュアル、精密ドライバですね。

・sp40j47622_j.pdf (ThinkPad X260 ハードウェア保守マニュアル)

・精密ドライバ( #0 )

をとりあえず準備しました。また、事前情報として下記サイトも参照しました。

ThinkPad X260 SSD換装・交換方法 裏蓋の開封が難関 | ThinkPad X260を使い倒す シンクパッドのレビュー・カスタマイズ

というわけで、分解を始めました。

 

開腹作業、中身の確認

保守マニュアルは「1050 内蔵ストレージ・ドライブおよびケーブル」(p.67)を参照しながら進めます。フロントバッテリー搭載機種の方は先にBIOSから無効化します。

 

まず本体をひっくり返し、リアバッテリーを外します。次に、ねじ8箇所ほど見える位置にありますので緩めます。緩めるだけで外れません。写真撮り忘れました。

次に、ボトムケースを分離するために引っかかってる爪を外していきます。参照したサイトではこじあけ工具を推奨していましたが、個人的にはこういうのはいつもテレホンカードやポイントカードなどの薄いカードが便利ですので、今回も使っていない東急ハンズのポイントカードを使いました。

f:id:Singaling:20170430173152j:plain

ベゼル左右に2箇所、下部に3か所ほど爪がありますのでカードで柔らかく外します。

 

そうすると、ボトムケースが分離するのでトラックパッド側(手前側)から持ち上げることができるようになりますが!

 

f:id:Singaling:20170430173357j:plain

実はリアバッテリーのスロットの部分に爪がまだ5箇所ほど残っており、私は気づいたので無事でしたがそのまま行くとおそらくボキッと折れるようになっています。

 

開腹後の写真ですが、中央赤丸の位置です。

f:id:Singaling:20170430173808j:plain

無事に開けるコツとしては、ボトムケースを持ち上げることができるようになった段階で30°くらい開けた状態で手前に、上掲の写真で左側に引きつつあげると爪をきちんと外せます。この爪がなくなるとバッテリー部分が遊ぶことになるので、要注意です。

 

ボトムケースと分離すると、こんな感じです

f:id:Singaling:20170430174257j:plain

 

とりあえず今回関係のある部品だけマークすると、

f:id:Singaling:20170430174654j:plain

こんな感じです。(いずれも上部がディスプレイヒンジ側)

 

ちなみに、フロントバッテリーなしモデルの場合、フロントバッテリー部分には右側にダミーのスペーサーが入ります。

f:id:Singaling:20170430175134j:plain

青丸の部分のねじを外すことでダミーのスペーサーは外せたので、怪しいところから入手したバッテリーの後付けもできなくはなさそうです。恐ろしいですが...。

 

ドライブの取り外し

というわけでやっと本題です。本体左下の、銀色のカバーで覆われた部分の右にある赤マルで囲んだネジを外すと取り出せます。

f:id:Singaling:20170430175626j:plain

 

これで外せはするのですが、SATAケーブルと電源がThinkPadらしからぬ貧相なケーブルです。

f:id:Singaling:20170430175926j:plain

仕方がないので慎重に、10分くらいかけてSSDからゆっくりと少しづつ引き抜きました。本当に心臓に悪いです。調べていませんが、もし頻繁にHDD/SSDを交換するならばマザーボード側もコネクタで接続した部分をカバーしているようなのでこのケーブルごと予備を入手しておくべきかもしれません。なかなかの鬼門です。

 

で、無事に外せると純正オプションのサムスン製256GBのSSDがお目見えします。シリアルナンバー等の処理が大変なので写真は控えますが、モデル等は下記のとおりです。

 

  • 名称:CM871a 2.5" 256GB SSD (SATA6.0Gbps)
  • モデル:MZ-7TY2560
  • リビジョン:0
  • FRU:00XK719

SATA3接続の普通のSSDのようですが、「CM871a」の部分でググるとこんな記事がヒットしました。

pc.watch.impress.co.jp

引用すると、

また、「CM871a」は、V-NANDではなく、従来のプレーナ型3bit MLC NANDと「MAIA」コントローラを採用したエントリーモデルである。容量は128GB/256GBの2モデルがあり、シーケンシャルリードは最大535MB/sec、シーケンシャルライトは最大215MB/secだが、ターボライトを有効にすると最大515MB/secに向上する。4Kランダムリードは最大97,000IOPS、4Kランダムライトは最大59,000IOPSだが、ターボライトを有効にすると最大88,000IOPSに向上する。こちらはかなり低価格でOEM向けに出荷されるとのことで、エントリークラスのノートPCでも、SSD搭載機が増えてくることになりそうだ。

 

とのことで、純正オプションの256GBなSSDMLCのチップなようです。 ちなみに、ちょっとだけ気になってベンチ取ってみましたが公称値のリード535MB/s、ライト515MB/sに対して

f:id:Singaling:20170430181550p:plain

リードは気持ち速め、ライトも気持ち遅めくらいの遜色ない結果でした。

 

組みなおし

さて、組みなおしですが、バラした順番に戻すだけです。本当にそのままです。ですが、ひとつだけ気を付けることがあります。次の写真の中央上部赤丸です。

f:id:Singaling:20170430181858j:plain

 

この部分には液晶のヒンジがあり、かつ上半身へのケーブルが詰まっています。はっきりと調べたわけではないのですが、上部のヒンジ(正面右側になるほう)にバックライトの電源、Wi-FiBluetoothのアンテナ、下部のヒンジ(正面左側になるほう)に信号線と液晶自体の電源がとおているようです。

私が組みなおした際、この赤丸部分のバックライトの電源をボトムケースで挟み込んだようでバックライトが点灯しなくなりました。慌ててすぐに分解し組みなおして事なきを得ましたが、くれぐれもケーブルを挟み込まぬようご注意ください。大変面倒になります。

 

感想

さて、ここまでしてSSD交換の予習をしたわけですが結局ExtremePROの搭載は見送りました。というのも、純正オプションのSSDが意外にもMLC型だったこと、音楽ファイルを外付けHDDへ移すことで容量問題に先が見えそうであることなどなどが原因です。ExtremePROのほうは来るべき次期じさくPCへと保管しておきます。

 

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